栄枯盛衰

ナンジャタウンの事です。いやはやどーにも。
なんつーか、テーマパークとしての「閉塞感」と「利益至上」が見えすぎちゃって困るの〜(まるし〜マスプロアンテナ)って感じで、げんなりしています。
やはり、1999年末のワンダーエッグ閉園後から、ナムコでもコストカッティングが強烈に進んでいますが、一番の金食い虫であるテーマパークをどう黒字路線に持っていくか、と言うのでは本当に悩んでいた、とは思います…が(クワッ!!)
もう楽しくないんですよ…わくわく感と言うか「非日常」って奴がどこにも無いんですよ…。
で、ワンダーエッグの方は末期的な状況でも「楽しませてやる!」って雰囲気があったんですよね。28人乗りのG^3、ファイターキャンプ、ドルアーガライド、ベンチュラー2000、コントラプション…最後の最後まで「遊び」で勝負していたところがとても好感が持てて、ちょっと寂れていても個人的には「イイ感じじゃないか、こういうの」って思っていたんですけれどね。
しっかし、ナンジャタウンは「まだ続けるだろう」にも関わらず、商売に走りすぎていたり、アトラクション潰しまくったり…まぁ、商売でやっている以上、ファイヤーブルやらナイトイーグルの砦などの、メンテだけでも金がかかりすぎるものは諦めるしかないのでしょうが…どんどん普通と言うか「遊べない」テーマパークになっていたんですよね。
で、餃子スタジアム等もそう。もともと、コンセプトに無い店舗を詰めているから「あんまり来場者の事を考えていない」んです。ちょっとでも混もうものなら、食べる場所を探すだけで一苦労。それに店舗の大きさと餃子のネームバリューが比例しすぎていて、ある店は店内でも食べられるのに、ある店はテイクアウトオンリー。どうにも「美味しく食べさせる」って感じはしないんですよね。
これがドクタージーカンズの様なところだったら、まぁそういうところなんだろうな、と納得もするかもしれませんが、そもそもコンセプトが違うところに無理に詰め込んだ感じはどうしても拭えません。
そのナンジャタウンの一角に、ワンダーエッグで使用されていたオブジェがあるんですが、それを見た途端、ノスタルジーをエッセンスにメランコリックな気分にさせられたのは…僕だけじゃ無いと思います。
残された遊べるテーマパークはジョイポリスのみ、はてさて…どうなっているんだろう。気になるな。